8/23は沼津→修善寺と視察をした先生一行。
8/24は西伊豆方面へ!
安楽寺 まぶ湯
修善寺を出発し、まずは土肥安楽寺のまぶ湯へ。土肥といえば金山と温泉。金山採掘中の坑道から温泉が湧き出たということで、ここは土肥温泉発祥の湯です。
テラッセ オレンジ トイ
7月12日にオープンしたばかりのテラッセ オレンジ トイ。避難施設と観光施設を兼ね備えた全国初の津波避難複合施設です。最近、バナナやパッションフルーツなど熱帯地方の果物の栽培をする方が増えている伊豆。一階に入っている産直のお店の方からバナナの花をいただきました。
黄金崎
定番スポットも!ということで黄金崎の馬ロックへ。「西伊豆ビジターセンター こがねすと」として2020年にリニューアルされた休憩スペースで、西伊豆の名産品「潮かつお」に目をつけた先生方。よく考えると潮かつおは発酵食品ですね。急ぎ足で西伊豆町の産直「はんばた市場」にも寄って、おまちかねのランチへ
「ほりらぼ」さんでランチ
ランチは松崎町の「ほりらぼ」さんで。ガストロノミーツーリズムという点から、ここで先生方に食事をしていただきたかったのがお店を選んだ理由ですが、町の方におすすめのご飯屋さんを聞くと、必ずほりらぼさんのお名前があがります。
元西伊豆町地域おこし協力隊の方が、ご自身が飼育しているダチョウや地元のシカ、イノシシといったジビエ肉を提供しているほりらぼさん。メニューもおしゃれで、盛り付けもおしゃれ。この日も店内はほぼ満員でした。
室岩洞
伊豆で伊豆石の石丁場を見る、といったら室岩洞は外せません。石丁場のほとんどは私有地。所有者の許可を取ったり、危険で入れなかったり、と気軽には見れるところは少ないので、室岩洞のように見学できるところは本当にありがたいです。
ここからのガイドは、松崎町の土屋武彦さん。中学の美術の先生をしていた土屋さんは、ホタルの里の復元といった活動をしています。町の地域おこし協力隊の方も参加してくださいました。
昨日、紙谷の石丁場を遠藤研究員から聞いていたことから、石を切り出したノミの跡の見方といった知識があったため、みなさん、石丁場の見方のレベルが上っていました(笑)。
地下迷路のような構造、地下水の溜まった神秘的な空間、海路で輸送していたことから丁場を抜けると目の前に広がる海。みなさん、とても感動していました。
高野山ハイキング
室岩洞から岩科、八木山を通り、高野山(たかのさん)へ。高野山への道中は、渓流に面して奇岩の絶壁がそそり立つ、ダイナミックな自然を味わうことができます。
その昔、真言密教の修験者の行場だった高野山。石仏の宝庫と言われています。往復1時間くらいのハイキングとなりました。
伊豆松崎とんび農園
松崎で有機農法によりお米やレモングラスを栽培しているとんび農園さん。レモングラスを原料にしたクラフトビールを販売しているとのことだったので、訪問させていただきました。(ちなみにビールは完売しています。)
後日、早速授業でこの視察でのことをお話してくださったり、地域の方とつながりができたりと、実りある視察であったのではないかと思います(自分で言っちゃう…)。
私たちも、地域資源をどう観光や地域おこしにいかしていくか、ということを同行させていただく中で具体的に教えていただくことができて大変勉強になりました。
伊豆を研究のフィールドにしたい先生や学生さんに、地域の方を紹介したり、魅力的な地域資源をご案内できるよう、地域のリソース集めに努める東部サテライト。情報を教えていただいたり、視察を受け入れてくださったりといった、地域の方のご協力が欠かせませんので、これからもよろしくお願いいたします。