静岡大学東部サテライトだより

静岡大学東部サテライト「三余塾」の記録・お知らせ

20230722 静岡大学×スルガ銀行 E-BIKEで巡る伊豆半島ジオパーク

ガイドがあるのとないのでは旅の面白さが違います!

7月22日、快晴。この日は内山先生が担当する地域創造学環のフィールドワーク「伊豆半島地域づくりとジオパーク」が、スルガ銀行サイクリングプロジェクトさんとのコラボイベント「静岡大学×スルガ銀行 E-BIKEで巡る伊豆半島ジオパーク」を開催しました。
スルガ銀行サイクリングプロジェクトさんは、東部サテライトと同じく伊豆市のシェアオフィス「狩野ベース」に入居し、そこを起点とした伊豆半島を巡るサイクリングツアーを企画・運営されています。
当日のツアーの様子は、スルガ銀行さんのnote

note.com

静岡大学地域創造学環のブログ

www.srd.shizuoka.ac.jp

を見ていただくと分かるかと思うので、こちらではちょっとツアーの裏側などを。
まずは、ツアーの概要ですが
狩野ベース→浄蓮の滝→鉢窪山→荒原の棚田→国士峠→筏場のわさび田→下白岩→旭滝→狩野ベースの45kmの行程です。世界ジオパークに認定されている伊豆半島ジオパークを構成する資源であり、大地のなりたちがわかる見どころである「ジオサイト」を巡るツアーです。
ジオサイトで学生さん&地理学が専門の山本隆太先生がツアー参加者の方に、その成り立ちなどを説明をするのがこのツアーの「売り」で、ジオ+サイクリングでこれからの伊豆観光を盛り上げていくぞ~というポイントなのではないかと思います。

自転車の先導は、2004年アテネ五輪ロードレースに出場した田代恭崇さんとスルガ銀行のスタッフの方。オリンピアンのガイドで走れるなんて贅沢ですよね!
ジオサイトで説明をする学生さんたちは、参加者の方を迎えるために別の車で先回りをして移動して説明の準備。そこで登場したのが「説明ボード」。声だけで説明するよりも分かりやすいと好評でした。

大活躍の説明ボード、みなさんいい笑顔

そして、自転車に並走するのはスルガ銀行のスタッフの方が運転するサポートカー。参加者の体調不良や怪我、「どうしても無理!」という時にはこのサポートカーが活躍!こういう安心って嬉しいものですよね。ツアー中に購入したお土産を預かってくれるのも大きなポイント。最近「サイクリストは地域にお金を落とさない」といったことがSNSで話題になっていましたが、こうしたツアーが広がると違ってくるのかなと思いました。

一般の方を案内するツアーということで、スルガ銀行サイクリングプロジェクトさんの多大なサポートのもと、勉強会、試走など、準備を万全におこなってきました。反省点は次回にいかし……( ゚д゚)じ、次回、なんと次回もあるんです!説明パネルも増えてパワーアップ。次回は9/18(祝日)、お申し込みはこちらから。

参加者への方へのお土産「ジオ菓子」を提供してくださった「ジオガシ旅行団」さん、学生のインタビューに来てくださったFMISの鈴木さん(つくるお兄さん)、お昼ごはんに貸し切りにしていただいた中伊豆の「K's kitchen」さんもありがとうございました。