静岡大学東部サテライトだより

静岡大学東部サテライト「三余塾」の記録・お知らせ

20230903 「学内地域連携拠点」フィールドワークの学生たちが伊豆市を訪問、FMISにも出演しました

「地域と大学の連携を広めよう!」というキャッチフレーズでフィールドワーク(以下、FWと記す)活動を行う静大の学生4名が、担当の川崎先生の引率のもと、9月3日、4日の一泊2日で伊豆市を訪れました。

 

今回の活動は、伊豆市における自然や歴史に接し、また、伊豆市で活躍する人たちとの交流を通じて、伊豆の魅力や課題に対する理解を深め、大学と地域の連携のあり方について考える機会とすることや、2日目には伊豆市のローカルラジオFMIS(エフエムイズ)に出演し、視察を通じてそれぞれが感じたこと、考えたことについて情報発信する、という大きな目的がありました。

 

まず、1日目。午前中にジオリアに集合し、ジオパークの勉強からスタートです。解説員の方から丁寧にご紹介いただき、伊豆の成り立ちについて学びました。

真剣にメモを取る学生たち

それから修善寺温泉街にある「ののはな」という居場所を訪問し、修善寺の歴史と自然にも詳しい地域福祉推進委員を務める責任者の方から、地域活動推進の難しさややりがい、そしてこれからの大きな夢についてお話を伺いました。耕作放棄地を活用した、ミニキャンプ場、ビオトープ作り、ツリークライミング、木の上の家づくりなどなど、地域の皆と一緒に作りたい!と熱い想いを語っていただきました。

「ののはな」では今、植物デッサンの展示をやってます

それから近くの工房で陶芸の体験、初めてのろくろ回しでしたが、学生達は器用にマグカップや茶碗を完成させました。

長く伸ばした爪をきって臨みました

そのあとは、修善寺まち巡り。地域のボランティアを事前に予約し、1時間程度、源頼家の墓や竹林の小径、独鈷の湯などをまわりました。

 

そして最後に、オートクラフト・IZUへ。ここは日本で唯一の「おもしろ自転車」を製作する会社です。学生から将来の夢や構想を聞かれた専務の高田さんは、社長である自身の父親のアイデアや想いがつまった素晴らしい自転車をより多くの人に楽しんでもらいたい、と語っていました。最近、理学療法士さんと始まったコラボ企画も乞うご期待です。一日目から盛りだくさんの内容で学生はかなり疲れ気味、大仁温泉でその日の疲れを癒やしたそうです。

お話を聞いた後はお決まりの試乗タイム

そして2日目、朝から雨模様でしたが、そんな中、ジオスポットである浄蓮の滝や井上靖の「しろばんばの里」を訪問しました。

そのあとは、なんと、あの世を観光する知る人ぞ知る施設「伊豆極楽苑」へ。死後の世界を超リアルなジオラマで再現、それは館長が長年にわたり自らが調べ築き上げた世界です。絵画や死後の世界の展示物一つ一つが生き生きとまるで何か語りかけてくるパワーを感じます。学生達もあまりの迫力に圧倒されていたようでした。

 

そして、最後の訪問場所である複合施設「ふらっと月ヶ瀬」でランチと活動視察を行いました。複合施設というのは、こども園と高齢者デイサービス、障がい者の就労支援jが一緒になった施設です。最近は、障がい者就労支援においては、事業者との連携も広がり、またヒンメリという北欧生まれの多面体装飾品をライ麦でつくり、農福連携を推進するなど、新しいことにも挑戦しているようです。学生から、事業拡大は障がい者にとりどのようなメリットがあるのかと質問がでた際に、職員の方が、「障がい者の工賃をできるだけ増やすことにつながる」という回答がありました。就労支援B型の月工賃の全国平均は16000円程度、まだまだ低い状況ですが、少しでも工賃をあげるために、施設の方たちも日々努力されています。

ライ麦のストローって結構頑丈なんだ!

そして、いよいよ最終目的である、ラジオ出演の時間がやってまいりました!学生たちにとっては初めての経験であり、FMISに着いたあともなんだか落ち着きがありません。そして、それぞれが準備した回答内容を何度も確認しながらスタジオ入り。15分という短い時間でしたが、この2日間を通じて特に地域の人たちとの交流を通じた感じたことを語り、施設の有効活用に対して自分たちが出来そうなことなどを提案したり、とても充実した内容だったと思います。

やっと終わった!緊張したけど、貴重な体験でした

今回の活動をきっかけに、学生たちがもっと伊豆半島に興味をもち、また訪れてくれることを心より楽しみにしています。