東部サテライトの入居している「狩野ベース」では、月に1回、「伊豆未来デザインラボ」という企業・自治体と大学が情報交換をおこなう会を開催しています。
8月25日のラボには、伊豆市産業振興協議会・NTT西日本・一般社団法人おかえり集学校(リングロー株式会社)・加和太建設株式会社・NPOサプライズ・株式会社JTB・ジオガシ旅行団・静岡ガス株式会社・静岡鉄道株式会社・スルガ銀行サイクリングプロジェクト・株式会社時之栖の方が参加。各社5分くらいの持ち時間で、最近の動向や連携のお願いなどについて話していきます。
今回初参加は「おかえり集学校」さんと「加和太建設」さん。おかえり集学校さんからは、伊豆市土肥の旧土肥小学校を利用した施設「土肥集学校」の方がお見えになりました。「集学校」は、中古パソコンの販売をおこなう「リングロー」が自社の持つIT技術をいかし、地方で増えている廃校を利用した地域拠点づくりのプロジェクト。地方の DX化のお手伝いや、自治体委託のスマホ教室などをおこなっています。伊豆半島の西・南の地域には携帯キャリアのショップがないため、特に高齢者のITよろず相談としての役割を担っているとのこと。実際に自分が土肥集学校に訪れた際にも、近所の方が「ちょっと分からないことが…」とふらっと立ち寄って、集学校のスタッフの方が丁寧に対応されていました。
加和太建設さんからは、今年新卒で入社した静岡大学地域創造学環のOGが参加！加和太建設さんは三島市に拠点を構え、土木・建設・不動産といった事業を展開している会社で、地域に密着したまちづくりに力を入れている会社です。今回参加のOGさんは、加和太建設さんが運営している道の駅「ゲートウェイ函南」の観光案内所の担当に配属されたということです。伊豆観光の玄関口として人気のゲートウェイ函南。この企業情報交換会を通して、新しいコラボが生まれればよいなと思いました。
プレスリリースなどがされている公開OKな話題ですと、伊豆市産業振興協議会(DMO)さんからは、伊豆市認定ブランド「AMAGIFT アマギフト」に新たに「森島おはぎ」や「麦わら工房 晨」さんの麦わら細工などの7商品が認定されたというお知らせがありました。時之栖さんからは、御殿場の時之栖でのイベントの案内があり、特に皆さんが驚いていたのが、10月末に開催されるコスプレイベント。大変な人気があるそうで、同じくコスプレの聖地と言われている伊豆市の「虹の郷」も負けてはいられない！と思いました。
また、静岡大学からは、産学連携をおこなう機関である「イノベーション社会連携推進機構」の紹介がありました。大学のそれぞれの分野から生まれた研究の成果や知見を社会に還元し、地域連携を進めている機関です。大学への相談は敷居が高く思われるかもしれないが、メールなどで気軽に相談してほしいと担当の先生よりお話があり、会の終了後には早速相談される方もいらっしゃいました。
