7月17日の放送は、静岡大学地域創造学環2年生、地域サステナビリティコース地域環境・防災分野で学ぶ学生さんへのインタビューです。
なぜ、大学で防災を学ぼうと思ったんですか?
富士市の海の近い地域に住んでいて、東日本大震災の時、警報が出ていたにもかかわらず近所の人たちが避難をしていなかったことに疑問を持ったことが理由です。
先日、富士市の防災まち歩きをしたということですが、どのような気づきがありましたか?
富士市の海側の地域を先生と歩いたのですが、地震や津波の被害について調べたかったものの、水害に関することが多かった。先生からは地形や石から昔そこに何があったのかということを調べることで、津波のこととかも見つけられるのではというアドバイスをもらいました。
授業では防災についてどのようなことを学んでいますか?
地震のメカニズムや、高齢者や子供などの避難方法などを学んでいます。地震が来るとずっと言われているのに、正常性バイアスが上がることによって、避難行動に至らないという人が数多くいるということなど、これから改善していかなければいけない部分が多々あるということを学びました。
地域創造学環のよいところは?
自分の好きなように授業が取れることによって、興味がある分野を学べるということと、フィールドワークがあることによって、その学んだことを自分の中で落とし込んだり、地域に発信したりできることが魅力です。
静岡大学のよいところは?特に高校生に向けてのメッセージを!
山の中の大学というイメージがあるかしれませんが、自然に関する色々なことを学べる環境で、色々な学部があり、交流もあるので、ぜひ来ていただけたらと思います。
次回、7月24日は東部サテライト内山先生がスタジオからお送りします。