静岡大学東部サテライトだより

静岡大学東部サテライト「三余塾」の記録・お知らせ

20240309 伊豆半島探究学習サミット 1/4「まちあるき編」

伊豆半島探究学習サミット、修善寺まちあるきからスタート

2022年度より高校において「総合的な探究の時間」(以下、探究学習)が必修科目となりました。伊豆半島にある高校の探究学習の成果発表の場として、昨年度3月に第1回目の探究学習サミットを開催した私たち。終了後のアンケートでは、ほとんどの高校・高専生からまた参加したいという感想をいただきました。そこで、第2回となる「伊豆半島探究学習サミット」を3/9に開催。6つの高校・高専と、中学校、静岡大学から37名の生徒・学生さんが参加をし、3つの特別支援学校さんが展示での参加をしてくれました。

会場はなんと修善寺の「修禅寺」!地域の方のご厚意により、貸していただくことができました。

前回のアンケートに参加校同士の交流の時間がもっとほしいという意見があったことや、フィールドワークを通した学びを体感してもらうためにも、発表会の前の午前中に修善寺のまちあるきをおこないました。ガイドをするのは、地域のジオガイドさんと静岡大学地域創造学環の学生。修善寺をはじめ、伊豆のガイドを授業のフィールドワークでもおこなっているので、後輩たちを前によい実践の場になったのではないでしょうか。

ガイドを務めるのは静岡大学地域創造学環の学生さんです。

コースは、修禅寺→独鈷の湯→竹林の小径→赤蛙公園→独鈷の湯公園→筥湯・仰空楼→修禅寺。お寺を出発し、独鈷の湯から桂川に沿って上流に向かって歩き、貯湯槽へ。そこから桂川の南側にわたり、旅館街の様子や「昭和のかおり」が残る街並みを見学し、修善寺温泉の移り変わりをみなさんに感じてもらいました。最後に「わがまちしゅぜんじすごろく」、黒米大福をジオガイドの方からプレゼントしていただきました。ありがとうございます。

伊豆は桜の種類が豊富で長期間桜を楽しめることから、境内の桜がちょうど満開で、みなさん「映え」な写真を撮っていました。
同じ伊豆半島であっても、修善寺に来るのは初めてという生徒さんも。地域の方からは「修学旅行?街がにぎやかで嬉しい!」という声をいただきました。
まちあるきの模様は伊豆新聞さんにも取材をしていただきました。

digital.izu-np.co.jp

伊豆新聞さんありがとうございました。

2/4「開会式・会場1発表編」へ続きます。