静岡大学東部サテライトだより

静岡大学東部サテライト「三余塾」の記録・お知らせ

20231218 野鳥観察会の下見

野鳥観察会の下見でカワセミを発見!

前回のクマムシ観察会

toubusatellite.hateblo.jp

から3ヶ月、確かな手ごたえを感じた東部サテライトでは、再び静岡大学キャンパスミュージアムの宮澤先生の多大なご協力のもと、2月に近隣小学生を対象とした「野鳥観察会」を開催することになりました!
その下見のために、宮澤先生、ミュージアムの元技術職員で大学時代は野鳥研究会に所属していた木野さん、伊豆半島ジオパーク研究員で生態学が専門の佐々木さんというスペシャルな愛鳥家のみなさんが集結してくださいました。

双眼鏡の使い方からスタート

冬に野鳥?野鳥素人な私は何故にと思いましたが、落葉していることから、鳥の姿を見つけやすいということでした。まずは木野さんから双眼鏡の使い方のレクチャーを受けました。これまでに適当に使っていた双眼鏡ですが、ちゃんとした使い方を学ぶと目からウロコ。一気に外に出てみたくなりました。

狩野川沿いでの野鳥探し

狩野川沿い、雲金橋のたもとにある東部サテライト。まずは水辺の野鳥を探しに川沿いへ。色々な種類の鳴き声を出すのが「ヒヨドリ」、チッチッと鳴くのは「アオジ」といった説明を受けていたその時…!
瑠璃色に光る小さな姿が視界に入りました。なんとカワセミがいたんです!
双眼鏡や単眼鏡で、その愛らしく綺麗な姿を愛でながら「こっち見た~」などキャッキャッしているときも、先生方はしっかりとオスメスの判断をするなど、細かいところまでを観察されていました。他にはセグロセキレイイソヒヨドリがいました。

カワセミの飛ぶ姿も撮れました!

そこから歩いて5分ほど、青埴神社と天城小学校の裏へ。山際にはトンビやカラスしかいないなぁ、と思っていたところ、トンビだと思っていた鳥が、先生方によると、ハチクマやハヤブサであるとのこと。詳しい方に教えてもらえるというのは、本当に面白いと思いました。
調査中にお会いした近所の方からも、家のお庭に色々な 種類の分からない鳥がいるということで、質問を受けた先生方。その特徴からジョウビタキなのでは?答えていました。

施設に戻り、雨天だった場合の室内でのイベントプログラムなどを考えてこの日の下見は終了。2月の観察会実施に向けて、広報などを進めていきます。